明日は、「佐倉義民伝」民研の人達と合わせ稽古 [佐倉義民伝]
公演が決まっているからとて、語りと車人形の遣い手が、何度も合わせられる訳ではありません。元々、一緒に稽古している訳ではありませんので、2回か3回合同練習で合わせて、あとは、当日、照明スタッフが準備できてからの場当たりくらいしかできません。過去の平井澄子先生が演奏した時のビデオなどを参考にしながら、合わせるきっかけや決め事で、おおよそイメージを膨らませて本番に臨みます。基本的には、車人形が語りに合わせて動くのですが、動きの決め所と次の動作の都合で、間合いが欲しい所、ゆっくりとか、間延びしすぎて動きずらいからもっと早くとか事前に不都合な部分が見つかれば、要望することもあります。物語には、溜めがあってこそ活きるセリフってありますから、間合いは大事です。そして、セリフより先に動かないように、人形の遣い手もタイミングをつかまねばなりません。
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