山古志中学校「さんしょう太夫」公演！26名の生徒全員と、地域の方々にみていただきました。 [日記]
今回、長岡労音の方々の紹介で、山古志中学校での「さんしょう太夫」の公演の機会をいただきました。「言葉がわかりやすくて、物語がストレートに入ってきた」「人形が生きている人の様に見えて、黒子がいるのが途中から感じないほど、人形が舞台を自由に動いているように見えた」「日本の音楽・伝統芸能のこういうのを、実際に見るのが初めてのことで、貴重な機会だった」など、好評でした。学校の体育館での公演は、初めてのことで、また、生徒に体験してもらうワークショップも初めてやってみました。思っていた以上に、やってみたいと手を挙げてくれて、6人の生徒が車人形を持って体験してくれました。一人の生徒が人形の右手を使って手を振ると、見ていた生徒から笑いが・・なかなかいい雰囲気で体験・ワークショップも成功しました。三澤校長先生はじめ、学校の先生方も大変喜んで下さいました。ご尽力いただいた長岡労音の久保田さん、音楽担当の原田先生、縁を取り持っていただいた小学校の先生。ありがとうございました。8年前の、新潟中越地震の時、全村避難をしいられた山古志村。長岡で、さんしょう太夫のボランティア公演をしたとき、山古志の方は誘っても来ることができず・・新潟生まれの川瀬師匠が、山古志でやれる機会を作れたら・・と言っていた想いに応えるような形で、長岡労音の久保田さんが、あきらめず、ずっとやれる機会を模索し続けて下さいました。「人の縁でこういうことが実現できたことに感謝したい」と校長先生がおっしゃって下さいましたが、こちらこそ、感謝です。なかなか、口頭で説明しても、難しいとか言われ、学校で！と言っても、受け入れて考えてくれる学校がなかなかないなど、実際に東京の学校に宣伝してみたけど実現しなかったことを、民研のさくらの会の人が言ってました。学校公演とワークショップ。私達にとっても、貴重な機会でした。この公演に、カメラマン雨宮真理さんも同行していますので、今後またその写真は、出来次第、また紹介したいと思います。とりあえず、私の携帯スマートフォンの写真で！
念願の山古志村公演の実現、成功おめでとうございます！
たぶん生まれて初めて見る車人形に、生徒さん、村人の皆さんは釘付けだったことでしょう！手弁当、持ち出しで行かれた皆さんの熱意とご苦労に心より敬意を表します。長岡労音の人達も頑張られましたね！こんなボランティア公演こそが、民族音楽運動の原点のような気がします。車人形の皆さん、雨宮さん、長岡の皆さん、お疲れ様でした！
私達ゆいの会も、皆さんに続いて頑張ります！
by うめ (2012-10-13 10:40)
早速のコメントありがとうございます。
自分たちだけでは出来ない想いを、仲間の力で実現していく。こんな素晴らしいことはなかなかありません。長岡労音の久保田さんの頑張りは、今回初めて語りに挑んだ次郎衛門役の大久保さんと、初めて琴の演奏に加わった徳橋さんをしっかり巻き込み、やり遂げる喜びを経験できたと思います。それをサポートした、深井さんと水村さん、・・。何度も東京と、長岡を行き来してご指導されたようです。そして、笛の古川さんも、頑張ってくれました。
by hitomigorohitorigoto (2012-10-13 15:15)
ひとみちゃん、公演の成功おめでとうございます。お疲れ様でした。学校公演は子ども達の情操教育にもなるし日本の伝統芸能を知ってもらうためにもとても意義深いものですね。もっと東京の学校などでも公演の機会があったら子ども達も豊かな心を持てるのにと思います。素晴しい活動をされている皆様に敬意を表します。益々、ひとみちゃんには頑張ってもらいたいと思っています。
by ひろ (2012-10-15 18:21)
ありがとうございます。皆、仕事している人ばかりで、これがなかなか宣伝も難しいんです。いつでも無料って訳にもいかず・・・。
by hitomigorohitorigoto (2012-10-18 06:58)