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4月末に労音車人形の会に久しぶりに顔出しました [日記]

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先月末、東京へ滞在していたので、労音車人形の会の稽古日に、久しぶりに顔出しました。

曲山夫婦が続けて頑張っていますが、新井さんは休みがち。

そして、師匠は、2年ほど前から、パーキソン病、発症。杖をついて歩き、歩幅も狭くなり、特に左手に麻痺があり、既に車人形は持てなくなっていました。

特に何のお知らせも無かったのですが、離れて何も出来ない私には、良いお知らせではないので知らせなかったのでしょう。

新曲・まんざい用の頭を人形劇団プークに作ってもらったとのことで、まんざいさんとやしょめさんの新しい頭を拝見してきました。

帽子がしっくりこないと言っていました。改善の余地ありです。


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5/10の戸塚での車人形公演(新曲さんしょう太夫)は、おかげさまで満席の中、無事終了しました [日記]

お陰様で、5/10の戸塚での車人形公演は満席の観衆の中、無事終了しました。
当日、公演を見に来て頂いた方、ご協力頂いた方、ありがとうございました。
労音車人形の会の公演は、実に2年ぶりでした。弾き語りで、平井澄子作品を語れる方は、ごく僅かの方しかおりません。杉田弥生さんは貴重な存在の方です。
公演の中で、車人形の構造を説明する時間も頂き、より、お客様に、わかりやすい公演になったと思います。
また、条件が揃わないと公演も出来ない私達、労音車人形の会の、貴重な公演の機会を頂き、感謝申し上げます。
ご存じのとおり、私も田舎暮らしとなり、稽古に東京へ行くのもそろそろ難しい状況もあります。また、師匠も、年々高齢になり、いつまで公演が出来るのかわかりません。
もしかしたら、次回は無いかもしれません。
そんな中、笛太鼓教室でお馴染みの、新井さんが、車人形に挑戦していただけるとのことで、入っていただき、今回、公演の裏方・介助など手伝っていただく、初舞台でした。今後の活躍に期待します。
                                               

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労音車人形の会に新たな仲間が加わりました。 [日記]

労音車人形の会に、今月から、新井さんが参加して下さいます。
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9月になり、労音車人形の会・・稽古再開します [日記]

8月は、諸事情により、稽古を休んでおりました。9月になりましたので、また稽古を再開します。

基本・・毎週月曜 PM7:00~9:00  祭日の場合は、無し。

稽古場所 労音東部センター  足立区日ノ出町25-2

 

 


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暑中御見舞い申し上げます [日記]

暑中お見舞い申し上げます。

労音車人形の会は、都合により8月いっぱい稽古はお休みになります。

9月2日より通常どおりの予定。毎週月曜PM7:00より稽古再開します。見学はいつでも可能です。都合により急きょ、稽古を中止することがありますので、見学ご希望の方は、前もってご連絡の上お越しください。

城戸ひとみ・・フェイスブックコメント。携帯アドレスkh1103kon-5@i.softbank.jp 

またはTwitter・・hitomigorok


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この名刺の裏に書かれた文章を読んで、もしかしたら、車人形に理解をしてくれるかもしれないと・・フェイスブックでも繋がり、コメント入れたらすぐ、電話が来て、改めて会う約束し、話をしに行きました。 [日記]

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この方にお会いしたのは、ドトールコーヒーのオーナー宅。しかも、遅れてきた訪問者。どんな関係かも知らずに、ドトールライブの打ち上げの席へ入ってきた方。席も少し離れていたので、どんな方か何だかわかないまま、別れ際に名刺交換をして、家に戻りパソコンつけながら、もらった名刺を見直していたら、裏にこの文章。これは・・日本の文化的なことに興味がある方のようですし、もしかしたら、車人形の事を話したら、理解をしめしてくれるかもしれない・・と、勝手に思い込み、電話で話しても伝わらないとお互いに感じ、お会いする約束をして、4日にお会いしました。車人形を説明した資料や、おきちの写真集、公演のチラシ、遣い手を募集していることなど資料を持って行って話して、今後、ご協力いただけないかと相談しました。相手の方の反応は・・これは・・凄いことしている・・といった感じで、驚かれていました。本格的伝統芸能の一角を担っている部分と、新しい改訂された、タカクラテル・平井澄子作品の説明なども少ししました。しばらく宿題にさせてくださいと・・とにかく、今まで、そんなものに触れてきてなかったので知らなかったということで、今度、車人形の稽古を、北千住まで、見に来てもらうことになりました。何もしなければ、何も進展しません。今まで、内輪でやってきたけれど、外に呼びかけてみるしかないと思っての行動なのです。たとえ本人がやれなくても、和物に興味のある方を紹介してもらったり、今度ワークショップをする場合にも宣伝してもらうなど、遣い手探しの突破口を一緒に考えてもらえるかもしれません。

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12/16 埼玉県・三芳の竹間沢車人形公演を観覧!以前交流に来られたお二人も出演!「小栗判官一代記」 [日記]

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場所は違えど、同じ車人形を継承している仲間として、東京の労音車人形の会4人と所沢労音の仲間も2人参加しました。説教節は、やや、眠けを誘いましたが、物語の面白さは結構楽しめました。一緒に行った曲山夫婦は、やっぱり、写真に写るのは苦手なようで、写真には写りませんでした。

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労音・車人形の会も、雨宮さんが写真を撮るようになってからまた違う見方を・・ [日記]

昔から、公演をやってもやりっぱなし・・昔のビデオは画像が悪く、カセットテープもイマイチ音がよくなかったり・・写真など、チラシ用に数枚撮るだけ。長年、記録らしい写真など殆ど無く、続いてきた労音の車人形。そんな中、雨宮さんが度々現れては写真を撮り続けて6年。写った写真を見て、現実を見ることもあり、自分がどんな顔で演じているのかなんて、それまで気にして見ていなかった。雨宮さんの1回で撮る写真の数は半端なく多い。連写することも度々。最近は、デジカメなので、チラシ用などは、写り具合を見ながら撮影したりする。それもまた面白い。お互いのこだわりのぶつかり合い・・。魅せなければならない立場と、魅せる写真を撮りたい立場。写真を見て、決めポーズはもっとこうじゃないか?とか、勉強になることもあります。雨宮さんのブログで、労音車人形の会の公演・リハーサル・稽古シーンの写真が見れます。

雨宮真理さんのブログ

http://mottophoto.blog61.fc2.com/

 


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姫路・花こま25周年、こまの会35周年記念公演に行ってきました。 [日記]

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姫路のこまの会の会員は、50名。入れ替わり立ち代わり、出し物が演じられる。とにかく、大勢の人が舞台に出演していて、一人2~3の演目に出演されているようでした。日本の音楽だけでなく、韓国のサムルノリ教室の発表もあり、沖縄のエイサーなど、内容も幅広い民族音楽を披露されました。
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2部の、佐倉義民伝は、幕が開いた途端、わ~!綺麗!って声が出そうな、バックの絵が美しい。労音のメンバーの一人でもある松本さんが書いたのだそうですが、かなりの職人肌らしく、多くの方から作成中のエピソードを聞きました。聞けば、頭も、阿波の人形師に彼が習いに行って、作り方を伝授、教えてもらって形にしたのだと!何もない所から、形にしているのですから、大したもんです。ちょうど、昼の部の休憩時間に会場に入れたので、私は夜見る予定でしたが、受付で、満席で座布団あげるから、通路の階段で見て!とチケットとパンフと座布団を渡され、昼も見ることができました。昼の部では、頭のひもが、片方切れたというアクシデントもあり、流れをこわさずに演じるのが精いっぱいな部分もありましたが、大きな影響もなく、対応して演じていました。初めて見る人にはあまり気が付かない人もいるくらいでした。語りの藤尾さんも気合が入った感じの弾き語りで、見事初演の舞台を語りきりました。弾き語りで語れる人は少ないので、今後は、貴重な存在となるでしょう。
昼の公演を見ていて、長年、車人形をやってきた私が気が付いたことは、夜の公演の前に一言、伝えなければならないと、舞台裏へ回り人形を見せてもらい、花こまのメンバーへ会いに行きました。私が気になったのは、宗吾の頭の向け方が、甚兵衛を見すぎて、頭が横顔ばかりになりがちな動きになっていること。顔は、基本的に正面を見せておいて、話しかけた最後のセリフで相手に顔を向けるのが基本の動き。横を向いたままではなく、正面に顔を戻して、次のセリフでまた語尾で顔を向ける。そうしないと、話している相手を見っぱなしでは頭の動きが小さくなり、また、動きようが無くなるのです。せっかくのいい人形の顔が横顔ばかりでもったいないと!それを伝えに行って話したら、そう今言われても出来るかどうかわからない・・と、人形の手直しもやらねばならず、精神的にイッパイイッパイだったのか、ちょっとムッとされたようでしたが、私も「労音車人形の会」の代表としてここに来ているからには、それを黙って見過ごすわけにはいかなかったので、言わずにはいられません。
そんなことがあって、夜の公演は、私がアドバイスしたことを、受け入れてくれたようで、人形の顔の向きを気にしていい感じで演じていました。藤尾さんの弾き語りも、夜の公演の方が、2回目ということもあり、落ち着いて語れたのか、メリハリも出てきて、より迫力のある弾き語りになっていました。頭から、大道具、小道具、衣裳すべてが手作りの車人形の舞台は、多くの方々が関わり、協力されて作られていました。そして北は北海道、南は沖縄まで、多くの仲間がここに集結し、花こまの初演の舞台に立ちあいました。「佐倉義民伝」・・闘う人々が連帯を確認し合うにふさわしいこの作品で!

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長岡労音を通じて、山古志中学校から、公演のお礼文と、車人形の感想文が届きました。 [日記]

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おかげさまで、生徒・職員ともに、大変有意義で、楽しく充実した1時間を過ごさせていただきました。「人形が生きているように動いていてすごかった。」「実際に人形にさわらせていただいて、その重さに驚いた。」「音楽や語りと、人形の動きが合っていてすごかった。」「まるで、人形がしゃべっているかのようだった」等、生徒たちは、充実した時間を過ごすことができ、本当に感謝しております。この感動を、生徒たちは今後の音楽活動や中学生活に必ず活かしていってくれるものと確信しております。~新潟県長岡市山古志中学校 三澤校長先生と、音楽担当 原田先生より~(抜粋)

1年生(男子)・・私は人形浄瑠璃を鑑賞して人形を動かしている人と話している人の息が合っていて凄いと思いました。鑑賞後に実際に人形を触らせてもらったら見た目と違ってとても重たかったです。僕は、人形浄瑠璃を鑑賞するのが初めてだったので面白かったです。

1年生(女子)・・私は人形浄瑠璃を見て人形が生きているように動いていてすごいなぁと思いました。人形の動きとセリフがぴったり合っていたのですごかったです。それに、力を抜く所やわらを投げる所の動きが人間が本当にやっているようにしていてすごかったです。人形は重いのに長時間持って動かしていてつかれないのかなぁと思いました。また機会があったら人形浄瑠璃を見たいと思いました。

1年生(男子)・・私は人形浄瑠璃を生で初めて見ました。ナレーションとの息がぴったり合うように人形を動かすのは、とても難しい事なのに、いとも簡単のようにやっていて凄いと思いました。それに、凄く操作の難しい人形をあたかも生きているように動かしていて凄いと思いました。私は、人形浄瑠璃を見て日本の伝統芸能はとても凄いものだと知り、私達はこれらの伝統芸能を守らなければいけないと思いました。

2年生(女子)・・私は、人形浄瑠璃を初めて見ました。人形を動かす人と声の人の息がピッタリで、凄いと思ったし、楽しく鑑賞することが出来ました。実際に人形を動かす体験をした人もいて、動かすのはとっても大変なんだなと思いました。人形を動かす人は椅子に座っていて、その椅子の大きさは昔からほとんど変わっていないことがわかりました。小さい人の方がやりやすいということも分かりました。浄瑠璃の鑑賞はあまりできないと思うので鑑賞できて嬉しかったです。

2年(女子)・・私は初めて人形浄瑠璃を見ました。教科書では見たことがあったけど本物は見たことがなかったので、前からとても楽しみにしていました。そして公演が始まると地面を歩いていてびっくりしました。人形の動きと声がぴったり合っていてすごいなと思いました。最後に人形が動くしくみを教えてもらって私も動かしてみたいと思ったけどだめでした。でも、とても楽しかったです。

3年生(女子)・・私は社会で人形浄瑠璃を習いましたが、実際にどんなことをしたりするのかなどは知りませんでした。なので今回鑑賞して、黒い服を着た人が大きな人形を動かしたり、歌い手さんが歌を歌っていたりするのを初めて知りました。この人形をさわったり体験したりできないけど、今回特別に体験させていただけたので、一生に一度のとても良い体験ができて本当に良かったです。実際に触ってみてとても重い物を自由自在に動かせているのを感じて大変さがとてもよくわかりました。

3年生(女子)・・人形浄瑠璃といって思いつくことは、近松門左衛門というぐらいしか知っておらず、具体的な事は分かりませんでした。なので、生で山古志中学校で見せて下さると聞いたときは、とてもワクワクしていました。ありがたいです。実際に見てみたら、読み手がいて、それに合わせて人形を体全体で動かしているので、本当に人形が動いているように見えました。とてもすごかったです。実際に触ってみた人の話を聞いたら、「重い」と言っていたので、45分間も動かし続けるのは大変なんだなと思いました。

3年生(女子)・・初めて見ました。日本は外国とは全然違う素晴らしい文化を持っているということがわかりました。人形があっちこっちへ移動する姿がとてもかわいらしかったです。昔の日本語で歌っていたけど、内容はわかりました。人形の動き(頭や足、手)がとてもなめらかで、人形がまるで生きているようでした。三味線と琴と尺八がそれにあっていてとても感動しました。実際に人形を触らせていただいたとき、人形のあまりの重さや動かしづらさにびっくりしました。同時に、そんな大変なことを何十分も何時間もやっていることはとても凄いことだとわかりました。演者の苦労あってこその感動なのだとわかりました。

長岡労音久保田さんより・・団体で鑑賞した私の町の老人会の人達も皆、感動してしばらくは興奮さめやらない状態でした。山古志から人形遣いの後継者が育つといいですね。~抜粋~


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山古志中学校「さんしょう太夫」公演!26名の生徒全員と、地域の方々にみていただきました。 [日記]

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今回、長岡労音の方々の紹介で、山古志中学校での「さんしょう太夫」の公演の機会をいただきました。「言葉がわかりやすくて、物語がストレートに入ってきた」「人形が生きている人の様に見えて、黒子がいるのが途中から感じないほど、人形が舞台を自由に動いているように見えた」「日本の音楽・伝統芸能のこういうのを、実際に見るのが初めてのことで、貴重な機会だった」など、好評でした。学校の体育館での公演は、初めてのことで、また、生徒に体験してもらうワークショップも初めてやってみました。思っていた以上に、やってみたいと手を挙げてくれて、6人の生徒が車人形を持って体験してくれました。一人の生徒が人形の右手を使って手を振ると、見ていた生徒から笑いが・・なかなかいい雰囲気で体験・ワークショップも成功しました。三澤校長先生はじめ、学校の先生方も大変喜んで下さいました。ご尽力いただいた長岡労音の久保田さん、音楽担当の原田先生、縁を取り持っていただいた小学校の先生。ありがとうございました。8年前の、新潟中越地震の時、全村避難をしいられた山古志村。長岡で、さんしょう太夫のボランティア公演をしたとき、山古志の方は誘っても来ることができず・・新潟生まれの川瀬師匠が、山古志でやれる機会を作れたら・・と言っていた想いに応えるような形で、長岡労音の久保田さんが、あきらめず、ずっとやれる機会を模索し続けて下さいました。「人の縁でこういうことが実現できたことに感謝したい」と校長先生がおっしゃって下さいましたが、こちらこそ、感謝です。なかなか、口頭で説明しても、難しいとか言われ、学校で!と言っても、受け入れて考えてくれる学校がなかなかないなど、実際に東京の学校に宣伝してみたけど実現しなかったことを、民研のさくらの会の人が言ってました。学校公演とワークショップ。私達にとっても、貴重な機会でした。この公演に、カメラマン雨宮真理さんも同行していますので、今後またその写真は、出来次第、また紹介したいと思います。とりあえず、私の携帯スマートフォンの写真で!

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山古志学校公演に向けて、車人形・さんしょう太夫の合わせ稽古! [日記]

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今日は、山古志公演に向けての、さんしょう太夫の合わせ稽古。長岡労音から語りを担当するお二人も、新幹線でかけつけ、今日が初めての合わせ稽古となった、次郎衛門を担当する大久保さんも、新潟なまりが地元の雰囲気をかもしだして、いい感じでした。あとは、現地で・・!。山古志は、何しろ、何もない山の中!11~12日は、きっと、私の携帯電話は電波が届かなくなると思います。・・・公演日の12日のうちに帰る予定です。


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平井澄子生誕100年記念演奏会を終えて・・佐倉義民伝は6年ぶりの再演でした。 [日記]

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佐倉義民伝・・雪が舞うラストシーン
今回、頭を大きく作り直し、バランスの悪くなった衣裳を縫い直し、何かと稽古以前の事で、時間をとられ、充分な稽古時間が取れない中、7月の民研発表会では役を入れ替えて公演し、今回とダブルキャストを、時間のない中やり遂げました。これでいいということのない世界。充分稽古が出来たとは言えませんが、それぞれの役目を果たし、特別支障のあるような大きな失敗もなく、無事に舞台を終えることができた事に、ほっとしています。川瀬師匠が演じる「甚兵衛」と「宗吾」の役をこの間、両方、DVDや写真に撮ることが出来たことは、今後の車人形関係の資料としても、貴重なものになるでしょう。舞台の裏方には、昔から車人形の公演のスタッフとして来ていただいている慣れた最強スタッフが舞台裏と照明を担当してくれました。雪は、昔からの「雪かご」を、十条会館では使いましたが、ギコギコ音がするので、1010シアターの舞台では、新しい装置を使用する事にし、いつになく、多く雪を降らせたようです。残暑厳しい、暑い外を忘れる位、美しく涼しい光景だったことでしょう。
坂井敏子先生
今だ現役!今年米寿を迎える坂井敏子先生の琴の演奏は素晴らしかった
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一部で、「平井澄子小品集」を見事に歌ってくれた植田あゆみさん
平井澄子生誕100年記念演奏会は、およそ、550名のお客様に見ていただきました。平井澄子の会を運営する方達も高年齢になり、もう、大きい公演を企画してやるのは難しいかもしれないと言われています。皆さん、大きな公演は、これが最後かもしれないと思って取り組んできました。ご指導いただいている、平井先生と共に演奏活動されていた「民族楽団ふきの会」の生き残りであり、今年、米寿の坂井敏子先生は、舞台で演奏することを渋っておられました。「私を殺す気?」などと、言ったとか打ち上げの会で御本人が話してくださいました。そう、言われていましたが、皆さん、坂井先生に琴を演奏していただいたことに大変満足されていました。演奏が誰より素晴らしかったからです。私達は、ふきの会の先生「平井澄子、大塩寿美子、坂井敏子」三人の大先生方には、普通では学べない、貴重な舞台上の心構えから、合奏は、腹に力を入れて息を止めて、呼吸をあわせて出だしの音を出すのだと!それが出来ていないから、ばらばらになるのだとか。出だしの一音を大事に思って、演奏されていた平井先生のことを想い、「平井先生の演奏は、出だしの一音で、自分の世界に引き込む力があった!」と何度となく色々な、舞台上の普通では学べない重要なことを教えてくださいました。言葉を一音一音読むのではなく、かたまりとして、考えて言葉の意味を切り離さなれないように伝わるように言うことが大事など。米寿を迎える坂井先生は、自分の米寿のことなどあまり眼中にないくらい、この公演の演奏陣のご指導に力を注ぎ、また、琴の演奏もしっかりと舞台人として見事な演奏を成し遂げました。本当に尊敬できる舞台人の先生方に、直接ご指導いただけたことは、私達の誇りでもあります。今回、平井澄子小品集を、ポップス畑の教育しか受けたことが無かった植田あゆみさんを、起用するのに、積極的だったのは、坂井敏子先生です。簡単なプロフィールだけ見て、彼女の音楽もまだ聞いてもいなかったのに、邦楽をやっている方の決まりきった歌い方に魅力的なものを感じられていなくて、違うジャンルの方が新鮮なものがあるだろうと、世界で活躍し始めている植田あゆみさんの可能性に全てをゆだねて・・坂井先生のGO=サインでやってもらうことが決まり、およそ、2か月位しか練習期間が無く、まして、ウイメンズオブザワールドの日本ツアーで、日本に来ても、3回くらいしか合わせの稽古が出来ないのにもかかわらず、歌としては難しい「平井澄子小品集」を見事に歌いきった、植田あゆみさんも、忙しいのによく頑張って勉強してくださいました。今後の活躍が期待されます。このことは、平井先生の小品集も、若手に歌い継がれていく道筋が出来たとして、植田あゆみさんが歌って好評価されたのは大きな事だと打ち上げの場でも話されました。
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ふきの会の先生方3人がお揃いの最後の写真
(左)坂井敏子先生(中央)平井澄子先生(右)大塩寿美子先生

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雨宮真理写真展、おかげさまで盛況、好評の中、終了しました。遠くからも、たくさんの方々に、公演、写真展に来ていただきありがとうございました。 [日記]

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平井澄子生誕100年記念公演協賛開催の車人形を被写体にした写真展、「雨宮真理写真展」は、おかげさまで、盛況、好評のうちに最終日まで、人が途絶えることなく終了しました。会場が、映像の会社という好条件にも恵まれ、モニターを使っての車人形「佐倉義民伝」「さんしょう太夫」「唐人おきち」の3作品のスライドショーや、DVD上映による、動いている車人形も、映像で紹介出来ました。そこには、雨宮真理さんが、一人一人、来場した方に声をかけ、車人形のことを、一生懸命説明してくれている姿がありました。6年間、真理さんと心通じあわせ、川瀬師匠を追っかけ、写真に写るのが嫌いという曲山夫婦の満面の笑顔を写真に撮れる位、車人形の皆とも仲良くなりました。車人形を遣ってくれる人はなかなか作れていないですが、車人形を外に向けて宣伝してくれる、雨宮真理さんとの深いつながり、絆は、私達「労音・車人形の会」のかけがえのない存在となりました。今回、「佐倉義民伝」公演の中で、表現されている、立場の違う者同士が力を合わせたら、大きなことを成し遂げられるという、労音運動とはそんな人と人を結びつけて力にしていく運動だと、タカクラ・テルの台本から教えられているように思います。平井澄子生誕100年!日本の邦楽の良さ、伝統芸能の車人形の良さを伝えていく・・・カメラマン・雨宮真理さん。長い期間の写真展よく頑張りました。労音車人形の会を代表して、感謝。御礼申し上げます。


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9/4 午後から写真展へ!この日お会い出来た人達とスナップ写真! [日記]

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下の写真は、一緒に飲みに行ったメンバー。左手前、黄金の手レイナさんは、ライブ活動やラジオなどで活躍されているバンドのヴォーカルで、韓国伝統音楽をやっている、コムンゴ奏者・朴善英(パクソニョン)さんのお友達。7月に草の家のライブの食事会で、たった一回、御一緒して、それから、フェイスブックとツイッターで繋がっていた人!写真展にはいつ行かれるの?とコメントくれたので火曜の午後と土曜の最終日とお知らせしていたら、火曜の終了時刻ギリギリに来てくれました。せっかく来られたのだからと、素敵なおじ様たちと一緒の飲み会にも連れて御一緒してもらいました。右側手前は、かの有名なボリビアのスーパースターグループ・フォルクローレ・ロス カルカスの誠君の父上。宍戸さんです。まさか、今日お会いできるとは思いもよらず、宍戸さんが来られることもあり、車人形師匠の川瀬さんや労音のまめちゃんまで登場!これは、飲み会も付き合わねばならないでしょう!

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7/23の稽古に、竹間沢車人形から2名の方見学にいらっしゃいました。 [日記]

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竹間沢車人形の末吉さん.jpg私とメールをやり取りしていた末吉さん。
だいぶ前から、交流を希望の連絡をいただいてから、師匠が忙しく不在もあり、こちらから連絡すると言いながらそれきりになっていました竹間沢車人形の方ですが、9月の公演の案内と共に、見学の形で良ければ、いつでもと、お手紙を書いて出したところ、早速、東部センターへお二人でいらっしゃいました。お土産までたくさんいただきありがとうございました。以前、労音の車人形の会のメンバーが、竹間沢車人形を過去何回か見に行っており、それを知ると、是非、楽屋の方まで今度は来てくださいと言われました。同じ車人形を扱っているものの、人形を、持ってもみて違いを確かめてみてました。何人か公演にも参加いただけるようです。

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7/1(日)「民族音楽研究会」演奏会 労音十条会館にて閉館前の最後の演奏会 労音の教室運動発足当時の方々や、地方からも参加され、48周年の民族音楽運動の歴史を語りながらの演奏交流会も盛り上がり [日記]

img204.jpg本番前.jpg東広島.jpg大木荘吾さんと.jpg

一部に「佐倉義民伝 甚兵衛渡し場の段」車人形つき

二部に東京の民族音楽研究会の演奏

打ち上げ兼ねて民族音楽研究会48周年記念交流会で地方の方々の演奏披露や、教室初期の頃の方々の紹介など、懐かしい顔ぶれも参加

佐倉義民伝本番前から、カメラマン雨宮真理さんが記録撮影

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東広島の「さくらの会」演奏「酒作り唄」など披露しました

東京労音車人形教室初代の大木荘吾さんが来場されていました。私達がいまだ使っているほとんどの車人形の頭の製作者でもあります。この方がいなければ今の車人形の会は存在しませんでした。私達も、伝説の存在だった大木荘吾さんにお会い出来て感激!記念に写真を撮らせて下さいとお願いしたら、男二人じゃ・・と、長岡の「さくらの会」の門谷登衣さんが間に入り、記念撮影!今度、長岡の方々の紹介で、10/12に、新潟県の全村避難された震災被害地の山古志村の中学校での「さんしょう太夫」の学校公演をすることになりました。

  


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7/1(日)民族音楽研究会 演奏会 労音十条会館満員御礼の模様!予想より多くのお客様で溢れそうです。立ち見になる可能性もあるとか。私達も大忙しの週末。車人形の積み込みは、荒馬座昼、夜2回公演の合間を抜けて積み込みに東部センターへ。。 [日記]

7/1の一部で「佐倉義民伝」の公演をする予定の、民族音楽研究会演奏会は、どうやら満員御礼の模様で、80のキャパに、100を超える前情報がありました。最悪、立ち見が出るかもしれません。車人形の方は師匠も不在。大道具は既に十条会館に運んであるが、小道具と、車人形など残りの荷物は、前日積み込み予定。由実ちゃんが夜まで仕事なので、東部地域例会・荒馬座、昼、夜2回公演の合間の休憩時間を抜け出して、祐二さんと私が東部センターへ行き、ひっそりと二人で積み込むことにしました。会場が近いのがせめてもの救い。当日も、朝一から仕込んで、どれだけ場当たり、リハーサルの時間がとれるか微妙な状況です。


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師匠は、チェオ・ウルタード全国ツアーの随行で不在・・本番間近・明日は3人で稽古 [日記]

民研の演奏会での「佐倉義民伝」が間近となりましたが、師匠は本日から、ベネズエラからのチェオ・ウルタード公演の随行の仕事で不在。それも、本番もかちあっていて、前日遅くに戻り、当日の公演だけ、別の人に交代してもらい、抜けてきて車人形の場当たりと本番をする。という強行スケジュール。私達は、練習しないと不安なので3人で最終練習です。
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車人形配役はダブルキャスト。7月公演と9月公演は、配役が違います。民研メンバーとの最後の合わせ稽古風景。 [日記]

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7/1(日)  配役 甚兵衛・・曲山祐二  宗吾・・川瀬いとし  メダカの八・・曲山由実  役人・・城戸ひとみ

9/1(土)  配役 甚兵衛・・川瀬いとし  宗吾・・曲山祐二 メダカの八・・城戸ひとみ  役人・・曲山由実

師匠が演じる2役とも見たい方は、両方来ていただければ見れます。


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昨日、公演のチラシ用写真を撮り直し・・じっとしているのが難しい・・お互い妥協せず2時間撮影 [日記]

動いて演じる車人形を、止めて写真を撮るのも、なかなか大変な作業です。その姿勢をじっと保つというのが結構難しいのに、ちょっとした角度で表情が変わる人形の顔!写真を撮っては、カメラのデータを出してもらいチェックして・・もっと手が・・足が・・顔の向きは・・と言っているうちに、形を維持しきれず崩れていくのを持ち直し・・。何度もポーズを作り直し、写真撮り、納得のいくより良い写真を!と思うため、お互いに簡単には妥協できず、およそ2時間かけて写真を撮りました。人形も重たいけれど、カメラも重たい物です。9/1の「シアター1010」での佐倉義民伝の公演と、雨宮真理さんの写真展は、平井澄子生誕100年記念として協賛開催。準備は、同時進行状態です。

雨宮真理さんのブログ  http://mottophoto.blog61.fc2.com/


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チラシ用写真は、納得できるポーズが決まらず連休明けに撮り直しに! [日記]

まだ車人形の稽古不足のせいか、先日せっかく雨宮さんにチラシ用の写真を撮ってもらったのに、どれも決めのポーズがイマイチ。被写体が納得できるポーズが出来ていなくて、残念ながら撮り直しに。こればっかりは、カメラマンがどんなに良くても、ダメなものはダメ。何がダメだったか反省のうえ、連休明けにまた撮りなおすことになりました。なかなか順調にはいかないものです。
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今日、一日、車人形集中稽古!朝から車人形の稽古&午後合わせ稽古&チラシ用写真撮影! [日記]

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今日は、一日車人形集中稽古!午前中は車人形メンバーだけの稽古・・・午後から民研メンバーとの合わせ稽古。7月の公演メンバーが勢揃い!・・・雨宮さんも来てチラシ用写真撮り・・・。今回、7月の公演では、宗吾役と甚兵衛役を、役を替えてすることになりました。甚兵衛を祐二さん、宗吾を師匠が演じます。今日は、役を入れ替えての初めての稽古でした。民研との合わせ稽古には、ふきの会の坂井敏子先生も来場!一日車人形!更に、明日の夜は、通常稽古。


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宗吾の衣裳、襟の手直し部分をまち針で仮止めしたまま着付けして様子見!頭付けて動かしてみてOK! [日記]

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新たに宗吾の衣裳を作り直し、形に出来ました。早速、仮着付けしてみました。襟の角度を手直ししなければならず、待ち針で仮止めしたままですが、動かしてみて、立ち姿、座り姿を確認。OKがでました!着物は、約10センチ長く、裾回りも広くしました。前の衣裳だと、身ごろの横幅も余裕なく、長さも短く、着せるとツンツルテンで、イマイチ恰好が悪かったのです。中襟もダブルガーゼの布地買ってきて新調しました。顔が白いので、着物はもう少し明るめの色の方がいいと、私の独断と思い込みのセンスで、着物はグレーの縞にして、中襟は明るめの違う色がいい・・。あとは、手直し部分を縫い仕上げ!また、来週は着付けです。。先週は、仕事終わってから夜な夜な衣裳製作・・土日はほぼ徹夜。月曜の仕事は有給で半日休んで最後の追い込み・・・少し時間に遅れましたが、何とか形にして持っていくことができました。また、雨宮さんも写真撮りに駆けつけてきてくれていて、着付けの準備をして皆で、私が衣裳を持ち込むのを待っていました。・・・師匠が動かし始めたら・・あとは撮影会でした。目途がつき、私もやっと、ぐっすり眠れそうです。


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