長岡労音を通じて、山古志中学校から、公演のお礼文と、車人形の感想文が届きました。 [日記]
おかげさまで、生徒・職員ともに、大変有意義で、楽しく充実した1時間を過ごさせていただきました。「人形が生きているように動いていてすごかった。」「実際に人形にさわらせていただいて、その重さに驚いた。」「音楽や語りと、人形の動きが合っていてすごかった。」「まるで、人形がしゃべっているかのようだった」等、生徒たちは、充実した時間を過ごすことができ、本当に感謝しております。この感動を、生徒たちは今後の音楽活動や中学生活に必ず活かしていってくれるものと確信しております。~新潟県長岡市山古志中学校 三澤校長先生と、音楽担当 原田先生より~(抜粋)
1年生(男子)・・私は人形浄瑠璃を鑑賞して人形を動かしている人と話している人の息が合っていて凄いと思いました。鑑賞後に実際に人形を触らせてもらったら見た目と違ってとても重たかったです。僕は、人形浄瑠璃を鑑賞するのが初めてだったので面白かったです。
1年生(女子)・・私は人形浄瑠璃を見て人形が生きているように動いていてすごいなぁと思いました。人形の動きとセリフがぴったり合っていたのですごかったです。それに、力を抜く所やわらを投げる所の動きが人間が本当にやっているようにしていてすごかったです。人形は重いのに長時間持って動かしていてつかれないのかなぁと思いました。また機会があったら人形浄瑠璃を見たいと思いました。
1年生(男子)・・私は人形浄瑠璃を生で初めて見ました。ナレーションとの息がぴったり合うように人形を動かすのは、とても難しい事なのに、いとも簡単のようにやっていて凄いと思いました。それに、凄く操作の難しい人形をあたかも生きているように動かしていて凄いと思いました。私は、人形浄瑠璃を見て日本の伝統芸能はとても凄いものだと知り、私達はこれらの伝統芸能を守らなければいけないと思いました。
2年生(女子)・・私は、人形浄瑠璃を初めて見ました。人形を動かす人と声の人の息がピッタリで、凄いと思ったし、楽しく鑑賞することが出来ました。実際に人形を動かす体験をした人もいて、動かすのはとっても大変なんだなと思いました。人形を動かす人は椅子に座っていて、その椅子の大きさは昔からほとんど変わっていないことがわかりました。小さい人の方がやりやすいということも分かりました。浄瑠璃の鑑賞はあまりできないと思うので鑑賞できて嬉しかったです。
2年(女子)・・私は初めて人形浄瑠璃を見ました。教科書では見たことがあったけど本物は見たことがなかったので、前からとても楽しみにしていました。そして公演が始まると地面を歩いていてびっくりしました。人形の動きと声がぴったり合っていてすごいなと思いました。最後に人形が動くしくみを教えてもらって私も動かしてみたいと思ったけどだめでした。でも、とても楽しかったです。
3年生(女子)・・私は社会で人形浄瑠璃を習いましたが、実際にどんなことをしたりするのかなどは知りませんでした。なので今回鑑賞して、黒い服を着た人が大きな人形を動かしたり、歌い手さんが歌を歌っていたりするのを初めて知りました。この人形をさわったり体験したりできないけど、今回特別に体験させていただけたので、一生に一度のとても良い体験ができて本当に良かったです。実際に触ってみてとても重い物を自由自在に動かせているのを感じて大変さがとてもよくわかりました。
3年生(女子)・・人形浄瑠璃といって思いつくことは、近松門左衛門というぐらいしか知っておらず、具体的な事は分かりませんでした。なので、生で山古志中学校で見せて下さると聞いたときは、とてもワクワクしていました。ありがたいです。実際に見てみたら、読み手がいて、それに合わせて人形を体全体で動かしているので、本当に人形が動いているように見えました。とてもすごかったです。実際に触ってみた人の話を聞いたら、「重い」と言っていたので、45分間も動かし続けるのは大変なんだなと思いました。
3年生(女子)・・初めて見ました。日本は外国とは全然違う素晴らしい文化を持っているということがわかりました。人形があっちこっちへ移動する姿がとてもかわいらしかったです。昔の日本語で歌っていたけど、内容はわかりました。人形の動き(頭や足、手)がとてもなめらかで、人形がまるで生きているようでした。三味線と琴と尺八がそれにあっていてとても感動しました。実際に人形を触らせていただいたとき、人形のあまりの重さや動かしづらさにびっくりしました。同時に、そんな大変なことを何十分も何時間もやっていることはとても凄いことだとわかりました。演者の苦労あってこその感動なのだとわかりました。
長岡労音久保田さんより・・団体で鑑賞した私の町の老人会の人達も皆、感動してしばらくは興奮さめやらない状態でした。山古志から人形遣いの後継者が育つといいですね。~抜粋~
山古志中学校「さんしょう太夫」公演!26名の生徒全員と、地域の方々にみていただきました。 [日記]
今日、明日と、新潟・山古志村へ車人形の「さんしょう太夫」中学校公演のため遠征 [公演]
山古志学校公演に向けて、車人形・さんしょう太夫の合わせ稽古! [日記]
今日は、山古志公演に向けての、さんしょう太夫の合わせ稽古。長岡労音から語りを担当するお二人も、新幹線でかけつけ、今日が初めての合わせ稽古となった、次郎衛門を担当する大久保さんも、新潟なまりが地元の雰囲気をかもしだして、いい感じでした。あとは、現地で・・!。山古志は、何しろ、何もない山の中!11~12日は、きっと、私の携帯電話は電波が届かなくなると思います。・・・公演日の12日のうちに帰る予定です。
労音・車人形の会 ボランティア学校公演! 新潟県長岡市山古志中学校10/12(金)PM1:45~ [公演]
長岡労音の方の紹介で、学校公演に出かけることになりました。あの、新潟中越地震の被災地として有名になった、あの、山古志村です。新潟演目は、新曲・さんしょう太夫「鳥追い歌の段」です。演奏と語りは、民研「さくらの会」の水村さんを中心とするグループと、長岡労音のメンバーです。今回の経費は、演奏陣の方が持つ、ボランティア公演です。貴重な公演の機会をいただき、有難く思っています。今回は、車人形の公演のみになるため、公演後に、車人形の構造の説明・ワークショップをすることになりました。山奥ということで、昼の食事は、学校給食ををいただくのだと聞きました。これもまた、楽しみのひとつです。稽古出来る期間は短いですが、早速、さんしょう太夫バージョンの着付けを済ませ、今週から稽古が始まります。地域の方も、呼びかけて見に来ていただくとのことで、私達も精一杯準備をして臨みたいと思います。
公演場所 長岡市山古志中学校 住所・・新潟県長岡市山古志竹沢乙284番地
10月12日 PM1:45~ ボランティア公演
平井澄子生誕100年記念演奏会を終えて・・佐倉義民伝は6年ぶりの再演でした。 [日記]
10/9~10/14 川崎アートガーデンにて、雨宮真理撮影の車人形の写真を展示します。(グループ展) [PickupPR]
雨宮真理写真展、おかげさまで盛況、好評の中、終了しました。遠くからも、たくさんの方々に、公演、写真展に来ていただきありがとうございました。 [日記]
平井澄子生誕100年記念公演協賛開催の車人形を被写体にした写真展、「雨宮真理写真展」は、おかげさまで、盛況、好評のうちに最終日まで、人が途絶えることなく終了しました。会場が、映像の会社という好条件にも恵まれ、モニターを使っての車人形「佐倉義民伝」「さんしょう太夫」「唐人おきち」の3作品のスライドショーや、DVD上映による、動いている車人形も、映像で紹介出来ました。そこには、雨宮真理さんが、一人一人、来場した方に声をかけ、車人形のことを、一生懸命説明してくれている姿がありました。6年間、真理さんと心通じあわせ、川瀬師匠を追っかけ、写真に写るのが嫌いという曲山夫婦の満面の笑顔を写真に撮れる位、車人形の皆とも仲良くなりました。車人形を遣ってくれる人はなかなか作れていないですが、車人形を外に向けて宣伝してくれる、雨宮真理さんとの深いつながり、絆は、私達「労音・車人形の会」のかけがえのない存在となりました。今回、「佐倉義民伝」公演の中で、表現されている、立場の違う者同士が力を合わせたら、大きなことを成し遂げられるという、労音運動とはそんな人と人を結びつけて力にしていく運動だと、タカクラ・テルの台本から教えられているように思います。平井澄子生誕100年!日本の邦楽の良さ、伝統芸能の車人形の良さを伝えていく・・・カメラマン・雨宮真理さん。長い期間の写真展よく頑張りました。労音車人形の会を代表して、感謝。御礼申し上げます。
9/4 午後から写真展へ!この日お会い出来た人達とスナップ写真! [日記]
車人形を被写体にした写真展 8/28~9/8 是非お越しを! [PickupPR]
平井澄子生誕100年記念公演協賛
「SYNCHRONICITY」
雨宮真理
車人形に命が宿る瞬
人形に描かれた顔はひとつだけ。しかし、舞台ではその表情は実に豊かだ。
語り手は物語の台詞のひとつひとつを全身全霊を込めて語り、
人形遣いは語り手が作り出す哀しみや怒りの世界を受けとめ我が心として演じる。
そうしたとき初めて人形に命が宿るのである。
観客は語りに引きずり込まれ、自らの感情を人形に投射する。
そして、物語と観客の意識の融合が、さらに舞台を盛りあげ、涙や感動を引き出し始める。
私は物語の世界に入り込み、人形遣いが演じる人形の感情とシンクロしていく。
日本の伝統芸能を知らなかった私が、車人形に出会ったきっかけは、
バックパックを背中にカメラを持って世界を旅をしているとき、
南米ボリビア、コチャバンバで偶然に知り合った方が、
日本を代表する邦楽家「平井澄子先生」の弟子だった事が始まりでした。
車人形は説経じょうるりと結びついて、農民芸能として上演されていましたが、
言葉が分かりづらく難解なものでした。もともと言葉というのは生きてるものだから、
時代が変わるに連れて使う言葉も意味も違ってくるものだと
タカクラ・テル(台本)、平井澄子(作曲)によって、分かりやすい言葉に書き換えられ、
現代に生きる私たちにも素晴らしい日本の伝統芸能の世界が理解できるようになりました。
初めは記録写真の仕事でしたが、語りに込められた人間どうしの美しい結びつきと、
日本の楽器が奏でるどこか懐かしい響き、そして人形遣い川瀬いとし氏が動かす人形に、
魂の様なものを強く感じて惹かれていきました。今回の写真展は、
平井澄子生誕100年の記念公演協賛として開催させて頂く事になり、
ひとりで一体を操る車人形の公演も是非あわせてご覧下さい。
期間:2012年8月28日(火)~9月8日(土)
会場:EIZOガレリア銀座(入場無料)
時間:10:00~18:30(日曜.月曜休館/最終日16:00まで)
協賛:東京労音 ・ 平井澄子の会
協力:株式会社ナナオ 労音車人形の会
8/27(月)車人形公演に向けてのゲネプロ。最後の合わせ稽古!労音大久保会館にて夜7:00頃~ [佐倉義民伝]
いよいよあと、1か月「平井澄子生誕100年記念演奏会・佐倉義民伝・甚兵衛渡し場の段」車人形公演にむけて、語りの東音・野口悦至さんと、1回目の合わせ稽古! [佐倉義民伝]
いよいよ、公演まであと1か月となりました。明日は、稽古場である、労音東部センターに、語りの東音・野口悦至さんにも来ていただき、公演に向けての1回目の合わせ稽古を予定しています。9月といっても、8月の1か月で、お盆休みもあり、あっという間に公演がきてしまいそうです。チケットも座席指定券ですが、良い席をとりあいながら、皆さん持ち歩いて売っています。私の手持ちチケットも足りなくなり、また、追加分を明日もらいます。良いお席は、お早目にお申込みください。
7/23の稽古に、竹間沢車人形から2名の方見学にいらっしゃいました。 [日記]
さあ、チケット売りも本気でしなきゃ!平井澄子生誕100年記念公演「佐倉義民伝」 [佐倉義民伝]
9/1(土)の「佐倉義民伝」公演。チケットは全席指定。それぞれ、振り分けてチケットを売り始めています。写真展の宣伝兼ねて動いている雨宮さんは、手持ちの10枚はすべて売り、また8枚追加したという。私も、実行委員としてかかわった荒馬座の公演も終わり、これからはチケット売りも本気でしなければ・・。住所のわからないフェイスブックの人にも先日、イベント案内を使って知らせていたのですが、その中の人から、仕事が9/1休みが取れたので見に行きます。とメッセージが入りました。兵庫県、西宮市から2名様!この方は、カルカスフアンであり、雨宮真理さんの「カルカス写真展」の時に、わざわざ1人夜行バスで足柄まで写真展を見に来られていた保母さん。その時、御一緒し、宍戸さん宅での交流の時間を共にした方。私からは、手作り名刺をあげて、「ブログ書いているからよかったら見て」と、渡していた一人。車人形のことにも関心を寄せてくれて、その後、フェイスブックでも繋がり、お互いの記事にいいね!と反応したり、コメント入れたりの関係が続いていて、公演の事もそれで知っていましたが、まさか、わざわざ、休みをとってまで来てくれると思ってもいませんでした。しかも、ご主人と2枚の申し込み。もちろん、雨宮さんの、写真展にも参加。嬉しいですね、今ならいい席あると言えて。おかげで、手持ちの10枚の売り宛てが決まり、私もチケットまたもらわねば・・・。いい席はどんどんなくなりますよ。お申込みは、お早目に!