いいだ人形劇フェスタで見て感動したという金沢在住の女性から直接お電話いただきました

昨年、いいだ人形劇フェスタで、初めて「新曲・さんしょう太夫」を見て感動し、とてもよかったのですが、今年は・・？参加されないのですか？と先日直接お電話いただきました。大変ありがたいお電話でしたが、残念ながら、今年は参加しません。車人形メンバーは、プロではないのですが、プロとアマチュアの混合チームとなる私達は、公演を決めてプロと舞台を共にすることは、仕事も家庭も調整し、その舞台のためにあらゆる努力をします。有料公演でチケットを買っていただくということは、舞台ではプロと同じ扱いになります。地方で公演する場合、一番ネックになるのは、生演奏、生語りにこだわると、出演者の人数が多くなり、宿泊費、交通費、プロの先生方のギャラなど考慮すると、どんなに少なく見積もっても飯田では公民館をほぼ満席できるくらいの動員力がないと赤字になり厳しいということです。または、それをカバーできるだけの財政的余裕があればいいのですが、無名の劇団である私達のグループは資金もありませんし、動員力もあまりありません。人形劇フェスタ実行委員会は、名前だけで、お客さんが集まる有名劇団には、出演料を払ってメインで取り組みますが、どんなにいいものをやっても無名の劇団には場所の提供をするだけで、出演料などの財政援助はしません。今回は、安易に赤字覚悟で出演を決めずに見送りましたが、昨年、見ていただいた方には好評を得たこともあり、今後資金を貯めてまた、いいだ人形劇フェスタに参加できればと思っています。