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おきちの命日に思う!3月27日今年が没後120年!

唐人・おきちが何たるものか、偉人ではないため、調べようと努力しないとわからない事も多いが、調べるとおきちが懸命に生きた新たな事柄がどんどんでてきて、いつのまにか、引き込まれ、のめり込んでしまうのである。「時代の敗者」という題でおきちのことを書いた本もある。(一見敗れるはずのない人間が敗れほろんでゆく)。当時、おきちに、人種的偏見ばかりでなく、破格的な支度金や年金を受けたことへの嫉妬、おのが娘を外人に近づかせないために親達がとった、社会的制裁は、人間が人間を殺す「偏見」と「権力」。その底にひそむ罪の可能性と愚かさを、身をもって教えている。~目に見えぬ餓鬼には施しても、目に見える餓鬼には回向の心を持たぬ心の貧しさ、目に見える場合でも、動物や魚を愛玩して万金を投ずることもいとわぬのに、その日の生活にも困窮している人々を平然と見殺しにする人の心の愚かさ、身勝手さ。~大乗師は深くそれを悲しんだのでありました。  (唐人おきち物語より抜粋)下田で車人形公演を!と考えたら、「唐人おきち」と題しているからには、あまり観光協会などの協力は、期待できないかもしれないが、おきちへの想いは募るばかりである。

 


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